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2014.07.14 Mon
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かつて全人類を巻き込んだ『死神戦争』と呼ばれる、人型兵器(ヴォーゼデット)を用いた戦争がありました。
戦争は、『白のヴォーゼデット』と『赤のヴォーゼデット』の一騎打ちで幕を閉じます。
戦いに勝利を収めたのは、『白のヴォーゼデット』を所有していた『月面統制機構ルラル』でした。
『ルラル』は地球を支配下に置き、全人類を宇宙のコロニーへと追いやりました。
そして、四年に一度地球を舞台とした、ヴォーゼデットを用いた疑似戦争『ヴォルティクス』が開催されるようになりました。
各コロニー(国)はかつての領地を基にエリアを与えられ、約一年間を通して戦いを繰り広げます。
この『ヴォルティクス』の結果によって各国の資源の供給配分(国力)の決定や、諸問題の解決が行われます。
『ヴォルティクス』で使用されるヴォーゼデットは規格が存在します。
■リミテッド型
各国の旗主機となるヴォーゼデット。
ある程度の制限の中、各国が独自の技術で組み上げる逸機。
その戦闘力は強力だが、決められた国力によりその生産および所有数は制限されています。
リミテッドの数=その国の軍事力(国力)を表すといってもよい。
■モデュレイテッド型
いわゆる量産機のヴォーゼデット。
リミテッド型に比べ性能は格段に落ちるものの、国力の許す限り生産所有する事が認められています。
その為、リミテッドの少ない小国では主戦力となる事もあります。
■エンシェント型
かつて『死神戦争』時に製造されたヴォーゼデット。
その戦闘能力はリミテッドを遥かに凌ぎ、オーバーテクノロジー並みに超強力なものとなっています。
エンシェントの所有は一部にのみにしか認められておらず、その個体数もごく限られたものとなります。
『ルラル』には、かつての戦争を終わらせた『白のヴォーゼデット』があります、これもエンシェント型にあたります。
■アンリミテッド型
『死神戦争』より後に生産された『制限されていない』ヴォーゼデット。
その所有は『ルラル』のみに許され、どのコロニー(国)も所有する事は認められていません。
その性能はリミテッドを遥かに超え、エンシェント型に匹敵するものとなります。
『白のヴォーゼデット』の量産型とされ、『ヴォルティクス』に於ける『審判』役を務める『フェルゼ』がこのアンリミテッド型に分類されます。
物語は小国『ロゼフォート』に雇われた傭兵組織『リオール』のヴォーゼデット『インフィニティ』が主役となります。
『ロゼフォート』はある土地を目指し『ヴォルティクス』に挑みます。
そして『リオール』もある目的の為『ロゼフォート』と共闘します。
主人公機となる『インフィニティ』はリミテッド型ながら、ある条件下においてアンリミテッド型の性能を持つイレギュラーな機体です。
『ルラル』に知られることなくこのシステムを開発した『リオール』は、いわば非合法組織でもあるわけです。
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といった感じ…。
元は『Gガンダムのガンダムファイト』+『戦略シミュレーションゲーム』=『ガンダムタクティクス』といったもの。
『ロゼフォート』はある土地に隠された『赤のヴォーゼデット』が目的。
『リオール』も『反ルラル』として、『ルラル』に対抗するのが目的。
渡りの傭兵や、エンシェントを複数所有する大国、十数機の精鋭リミテッドを有した国、エンシェントを不法所持したとして『ルラル』に粛清される国、モデュレイテッド型を有効に使う国、また半期に一度のトーナメントなどなどの要素とか考えたり。
寝よう。
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